本日、愛知県豊田市の豊田大谷高校で開催された中部地区審査会に、
静岡西道場から門井が審判として、
昇級受審に松為8級が参加しました。
仕事を持ちながら空道の稽古をするのは、
ときには日中の処理に追われて「空道どころじゃない」と
感じることも多いでしょう。
けれど楽しみたい、理想のうごきをしたいと願っている
空道家みんなに何とかしてあげたいと思っています。
大道塾・神山副長が最後の講評でおっしゃったことに
深く胸を打たれました。
「殴ったり蹴ったり、投げたり、絞め技がうまくなっても、
それがいったいなんですか。
空道は単に格闘技というのでなく、武道です。
選手として活躍できなくなったあとも、
空道家としての時間は進んでいく。
空道とは何か、を伝えられず、
礼儀作法すら身についていなかったら、後進を指導できますか」
という意味合いのことだったと思います。
ぼくは周りからできの悪い人間だと思われていると
痛感しているけれど、
空道を好きで上達したいというひとの役に立ちたい。
「おまえなんかが」と言われつづけていても、
あなたのために少しだってよかったと思ってもらえたら、
べつに感謝なんてもとめていないので
ちょっとだけ笑顔が見られたら、と思うだけで
幸せなんじゃないかなって感じます。
空道界で、海外からも憧れのメッセージがたくさん
送られる小川英樹師範も、中部地区審査会にいつもいらっしゃっています。
明日からまた、
日常の空道家になる。
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