先般、4月1日から、稽古場所と時間帯が変わることをお知らせしました。
5月から金曜日の道場を変更し、今後は二つの場所に居を構えることにしました。
〈5月・新しい稽古場所と時間〉ーーーーーーーーーーーーーーー
(火) 18:00〜20:00 スタジオFUN
静岡市駿河区高松2丁目7-1 キャロットハウス102
(金) 19:00〜21:00 静岡市立高松中学校 武道場
静岡市駿河区登呂4丁目6-1
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静岡西道場の若手選手が、
三月下旬に愛知県春日井市へ転勤することになった。
先週、異動が決まって二週間後には新しい任地へ赴くという
慌ただしい日程だった。
このため先週金曜日に、最後の稽古にくる、
というので急きょ、楽しいスパーリング祭りを設定し、
そのあと送別会を開くことにした。
常識と倫理を備えた空道家がひとりいなくなる。
自分がとりのこされたような気がして
とてもさびしくなる。
後輩との最後のマス・スパーリング祭りをYoutubeへ投稿した。
僕は、少なくとも空道の、しかも自分が運営している道場では
悪しき人間の因習にとらわれないようにしようと考えている。
僕はこれまで、他人に残酷な仕打ちをしたことがある。
冷酷な一面があると思うから、真人間になりたいと願い、
いつも自分を戒めている。うまくいっているとは言い難いかもしれない。
だからといって、他人が残忍なことを僕にするのを甘受するわけではない。
人間への打擲は、そんじょそこらの人間がしてはいけない。
他人にひどいことを言ったりしたり、雰囲気で追いこんだりしては、
絶対にしてはいけない。
大阪大学の研究で、日本人は意地悪だという調査結果が出ている。
僕たち日本人は総じて、外国人から
「親切な日本人」「礼儀正しい日本人」と見られていると
驕っているだろう。
けれど、諸外国の日本人への印象は違うのだ。
このことを知ったとき、僕はさほど衝撃を受けなかった。
僕たちは意地悪で狭量な人種だとかねがね思ってきたからだ。
〈自分の得にならないのに、自分が多少損をしてでも
他人がうれしそうにするのは我慢がならない、
という心の狭い人間が我々日本人なのだ。
他人がいい思いをするのが許せなくて足を引っ張るから、
日本では傑物が世に出にくい〉
僕は思う。
もうそんな幼稚なことはしてはならない。
日本へ来た外国人に僕たちは胸を張る。
「日本は平和で安全だから、暮らしやすくていいでしょう」
それはまるでわかっていないのだ。
逆だ。
彼らは暮らしにくさを感じているのだ。
僕たちは全く知らない人に対して冷淡だし、
〈おもてなし〉というのは商業のうえだけの話で、
ちょっとでも毛色が違うひとを見ると、他人とつるんで排除するのだ。
自分が楽しいときにはがまんできずに、
学校や職場、地下鉄やバスのなかなど公の場所であっても、
あるいは厳粛であることを必要とされるときですら、
人目を気にせず嬌声をあげて、はずむ気持ちを表してしまう。
さながら全体としては統制がとれておらず、
個人としては感情を制御できない、子どもの集団のようだ。
僕たちが肌の色や顔つきで外国から差別されるのと同じように、
僕たちは外国の人を差別しているのだ。
精神的に未熟だと痛烈に意識している。
しかし、今からでも遅くないと思うのだ。
他人を理解するために、
寸暇を惜しんで努力をしたら、
〈日本人は成人しても幼稚〉といわれないようになるのではないか。
他人の目から見た自分をどうにかしたい、というのではない。
自分がどう思うかなのだ。
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