J-pop、歌謡曲で人気のある言葉は「いつまでも」ではないかと思い、
稽古の冒頭、大野さんに「60歳になってもいっしょに空道、楽しみましょうね」と言うと、
にっこり笑っていた。
自分は1989年から空道をやっているのでかれこれ30年になるのだが、
「自分はもしかしたらいつまでも空道を楽しみたいのではないか」と考え始めたのは40歳を過ぎてからである。
ブラジリアン柔術の世界的団体、グレイシー・バッハ静岡へ通い出したのも41歳のころだった。もう8年になる。
寝技を本格的に習いたいと思ったのは当初、空道のためだった。20代の頃、試合に出ては寝技で一本をとられることが多くなり、苦手意識もあった。
そのとき脳裏にあったのは「今後、空道を続けるなら寝技をちゃんと習って、空道の道場にももちこみたい」というものだった。
空道本位だったのだが、その後、柔術の魅力にとりつかれ、幾度か試合にも出てきた。
今はなにもかも、いつまでも楽しみたいという気持ちである。
空道の傘下団体である大道塾は、「大道無門」を謳っていて、色々なことが修行の糧となると説いているので、ほかの競技もすべて拒絶しないと思う、そここそが、塾生が、選手としてはもちろん、社会に必要とされる人材としても伸びていく要訣なのではないかと思っている。
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今日の月曜日の稽古は3人で。
二時間、動き続けても痛いところがなく、たっぷり汗をかける稽古で
今二十代の選手も、四十代の塾生も、今はいないが五十代も六十代も男女の区別なく
みなストレス発散なり、シェイプアップなり、技術の向上なりに役立てられると思う。
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