映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」を観る。
原作は本谷有希子の小説であり舞台作。
東京で女優を目指す長女が両親の訃報を受けて故郷へ戻ってきた。
実家には兄と兄嫁、妹が暮らしている。
4年前、長女は同級生相手に売春をして上京するための資金を稼いでいた。
当時中学生の妹は姉の素行を暴いて漫画に描き、新人賞を受賞した。
しかしそのせいで町中の噂となった長女は、今でも妹を許せない。
姉妹は後妻の連れ子で、兄と血のつながりはない。
その代わり、姉と兄は体のつながりがあるのだ。
妹はふたりの情事をのぞき見する。
出演者の中でも、妹役の佐津川愛美の演技が素晴らしかった。
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静岡西の稽古は5月5日、祝日のためお休み。
定時稽古がないので
ロードワーク10kmに出かける。
地面の出っ張りに足を取られて転ぶ。
それが走りはじめてまだ2kmの地点であっても、
決めた距離は走りぬく。
ヒザをすりむいても、
腑抜けだと自分で認めてあきらめるよりは
ずっといいと考えている。
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