〈尼僧物語〉を観る。オードリー・ヘップバーン主演である。
医師の娘ガブリエラがカトリック教会のシスターになることにしたのは、
恋人が嫌な男だったからでも毎日がつまらなかったからでもない。
ひたすらコンゴで病に伏せる人たちを看護したいという願いだったのだ。
ガブリエラはベルギーで修道院に入ると、きびしい戒律の日々を送る。
あまりに厳しいので辞めていく女性が続出するが、
ガブリエラは看護師の試験で素晴らしい成績を収める。
けれど最初は希望していたコンゴへの派遣には選んでもらえない。
それでも諦めずに献身してコンゴへ派遣されることが認められる。
コンゴで彼女は、天才的な手技をもつ外科医の助手をする。
現地の人たちの信頼も得るが、
彼女は結核にかかってしまい、ベルギーに呼び戻されてしまう。
第二次世界大戦が始まり、中立国のベルギーをドイツが攻撃する。
修道院では、敵の命をも救うように教えられてきた。
しかし彼女は、自分の父が敵に殺されたと知って、
敵への憎しみを抑えられなくなってしまう。
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10年ぶりと言われる寒波は、
静岡県内にもやってきました。
空道は屋内でする競技なので、
天候には関係なく稽古ができます。
水曜には、
新年会が催されました。
今日もたのしい空道の稽古。
狭いながらも楽しい我が家。
自分自身はとても不完全な人間ですが、
善悪の区別はつけて生きています。
他人のものを奪ったり盗んだり、
他人を利用したりなどは決してしない。
そう決意している人間を邪推すべきではない。
理由を告げずに他人をにらみつけたりしたら
宣戦布告になるのではないだろうか。
ひとりでは怖いから、群れて他人を排斥する。
そういう人物は凡夫と呼ばれるだろう。
個性的な男は、噂話で時間を浪費せず、
それぞれがひとりで世界に立ち向かっていると思う。
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