先日木曜の空道・秘密特訓を静岡駅近くの道場で終え、
土曜に12kmのランニングとロードワークを浜松市の佐鳴湖畔でおこなって、
合間に「コードネームは虎」(豊田有恒著)などを読んだりする。
そのうちの映画、「ホワイトナイツ/白夜」(テイラー・ハックフォード監督)。
バレエダンサーのニコライ・コリヤ・ロドチェンコは
故郷のロシアからアメリカへ亡命し、名をはせていた。
人気絶頂のニコライが次の公演をする予定の東京へと乗った飛行機は、
運悪く機器の故障を起こす。
墜落の危機が迫り、亡命中のニコライは身元がわかると逮捕される危険を思って
パスポートを破って機内に捨てる。
航空機事故は死者5名、負傷者31人をだした惨事となった。
ニコライも重傷者の一人である。快方に向かうと、KGBのチャイコらにアメリカ人とロシア人の夫妻とともにマンションに軟禁されてしまう。
監視カメラと盗聴器だらけのマンションで、
自由のない生活にニコライは息が詰まりそうだ。
そのままソ連にとどまって、表現に制約を受けながらバレエを続けるか、
それともアメリカに帰って自由に自己表現をしながらも、
数多の力のあるバレエダンサーの中に埋もれていく可能性を覚悟するかどうしようか……。
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明日12月26日は静岡西の稽古納めです。
19時〜21時までみっちりやります。
といっても体を痛める強打はしません。
けもの、のようなかおつきの自分に衝撃を受ける。
他人の価値を貶めることによって
相対的に自分を高めるのではなく、
自らの努力で、楽しい暮らしが送れますように。
一年に一度やってくるクリスマスに思いをはせる。
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