フレドリック・ブラウン「天使と宇宙船」(東京創元社)を読む。
なぜそんな大昔の本を、と思われるかもしれないが、
おもしろいのである。
「死刑宣告」は、地球の宇宙飛行士がアンタレスの第二惑星に着陸してから一時間足らずのうちにアンタレス星人を殺してしまい、殺人罪で死刑宣告を受ける。
収監されると翌日、すぐに死刑が執行されるのである。
でもこの惑星の慣習は慈悲深い。
明日、私刑になる被告は、最後に酒池肉林の夜を過ごすことができるという。
どれくらいの時間、その悦楽は続くのか、その惑星での朝までの時間を
宇宙飛行士が尋ねる。
すると……。
+++++
昨夜、午後九時からテレビ番組を見ようと思って、
午後八時五十分から待っていた。
日本酒から焼酎をいったりきたり、
野菜炒めから卍固め、猫いじめまでを一通りしていて
壁時計を見上げると、まだ午後八時五十分のままだったので
電池が切れたのかと思う。
じっと見つめると秒針が動いていると気づき、
遅れもない。
ちょっと不思議な体験をしたのだった。
土曜はやはりどうぶつえんに行ってしまったのだが
トラ、類人猿、とおいかけるうちに、
なんだか、ひみつ、みたいな雰囲気になる。
ちょっとこわいような、そんな気分になるけれど、
たのしかった。
今日の稽古は五人で。
最後は四つん這いになるほど楽しく疲れる。
今が楽しいと思ってもらえるなら、ずっと楽しくいてほしいと思います。
護身の練習も、本当は、ナイフをつきだす相手に対し
ヒザの関節を蹴ってひるませるうちに、タックルを仕掛ける
というものなのに、
なぜか類人猿になる。
0コメント