1956年に製作されたアメリカ合衆国の映画「悪い種子」を見る。
戦時中、裕福な家庭の一人娘・ローダの気性の荒さ、残酷さを
母親のクリスティーンがおろおろ心配するうち、
ローダは同級生で8歳の男の子を殺してしまう。
動機は、男の子がもっていたメダルがほしかったから。
悩むクリスティーンは訪ねてきた父親からついに
自分の出自について聞き出す。
悪い種が、自分から娘に遺伝していると思う……
性格や知性は、遺伝か環境か、どちらが大きく影響するのかと、
母親のクリスティーンは繰り返し自問する。
ローダという子役の、目力がすごい。
才気煥発で大人びているところもある。
僕は幼い頃のことをあまり覚えていないし、
自分の出自、というものをあまりよく知らない。
僕は自ら求めていく環境が、人を育てるのではないかと
勝手に思っている。
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今日は新規入門者が誕生した。
これから、たのしい空道人生をいっしょに歩んでいきたい。
目的はみなそれぞれだけれど、
そのどれもをかなえたいと考えている。
土曜も10kmラン。少し寒くなってきた。
空は青く澄んでいる。
誰にも悪いことをしていないし、
正しく生きている人の悪口も、全く言っていない。
他人の噂話に関心を寄せている暇があるひとは、
自分のことをまっとうできないだろう。
大切なのは、他人がどう話しているかではなくて、
自分がどう考えて進んでいるかということだ。
ただ僕ができることは、
自らを鍛え、いっしょに鍛錬したいという人と
磨きあうことだけである。
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