雨の土曜を、テレビの録画や読みかけの話を読んで過ごす。
日曜は晴れ、10km走る。
膝と腕がてかてかする。
走りながら名所めぐりする。
週明け、駅へ向かう通勤途中で
左から走ってくる乗用車に気づいて瞬時、立ち止まる。
そこで問題が起きた。
三十メートルくらい離れたところで急に、
その車は緩慢なうごきになったと思ったら、
止まったように見えたのである。
僕が渡り終えて十分な時間が過ぎてから
車が通過する音が聞こえた。
時間を他の人よりも長くたのしめるような体質になったのではないかと、
浮き立つ気持ちで駅へ向かった。
ところが今日、稽古へ来て
追いこむ時期でも体調でもないのに追いこんでいると、
時間は元通りの速度で流れていくのに気づく。
朝のことがふつうの感覚だと油断しているとあぶないかもしれないと
気を引き締める。
甘いものを食べたくなった日だった。
0コメント