暗い道を歩く。
悪事に手を染めたら罰せられる可能性がある。
「それくらい誰もがやっている」と思う場合、
悪事だとは思えず、非難されたら不当だと
反発するに違いない。
しかし罰するのは人ではないと思う。
大勢の人に自分の気持ちをわかってもらおうと
作り上げた偽作は、
いけない
いつか反転して我が身に返ってきて
他人のうちで最も傷つけたいと考えた
まさにその場所の我が身を切り裂くのだと思う。
誰もが悲しまない道を、
手探りしながらでも歩いていきたい。
声をかけても、多くの人に無視されたり、にらまれたりすると
憂悶で日常の暮らしに手が着かなくなる。
ぼくは大人なのに。強いはずの。
大人だって、アニメや動物やぬいぐるみやなんかを
好きだっていいのに、
社会が、そんなこどもみたいなものは捨てて、
一人で立って競争に勝っていけとはやしたてる。
もう負けてしまったのだけどって言いたい。
少年少女へ。そして青年と壮年へ。
どこかで負けても、他の場所があるのだ。
あなたたちを受け止める場所や人はたしかに存在するのだ。
いやなところからは、抜けていけ。
学歴とか学習とか仕事とかそういうことは、
学校でなくても会社でなくても教えてもらえるし、いつかは逆転ができる。
頼ってくれて、ついてくれるなら、ぼくが教えられる。
今日、後輩が新しい帯を手にした。
ぼくにできるかもしれないわずかなことを、
精一杯していきたい。
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