先週、おじたちの小料理店にいって、
油山寺のことを聞いていってきたことは先述したところである。
そのときおばは
「目の治療に訪れるひとの多い寺」にいってみよ、
と天の啓示のようにもったいぶっていったのだった。
俺目悪かないと答えると、
「五円玉をふたつくれてやるでいってこい。
やがて芽が出る」とちょっとチャーミングに笑ったのだった。
母の五つ年上のおばである。
どんな芽がでるかはわからない。
なにもかもこれからである。
それでも最近、思わぬところででくわした。
アパートの室内が暖かいのだろうか、
買いだめた紅はるかから芽が出てきたのである。
そのあと買った、安納芋からもどんどん芽がでてくる。
おじたちはこのことがいいたかったのではないと
信じたいが、これも楽しい発見である。
あきびんで栽培をはじめた。
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今日は四人でたのしく。
後輩たちはきっと芽が出る。
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