馬上の二人、というタイトルからして
なんとなくロマンティックな印象を受けて見始めた映画だったが、全然違った。
テキサスの保安官ガスリーは、
コマンチ族がたくさんの白人を誘拐しているというグラント砦へ向かう。
小さな子どもを誘拐された家族たちから哀願されたガスリーはコマンチ族の村に入り、
誘拐された若い女性と少年を連れて戻ってくる。
けれど二人はコマン血族に育てられる間にすっかり変わってしまっていたのだった。
英語を話さないで獣のように少年は暴れ、手足を捕縛される。
さらに少年は母を殺してしまう。
若い女性のほうは周りの人たちから侮辱されて、故郷でなじめない。
狼に育てられた少年が、故郷へ保護されても結局は幸せになれなかった話を思いだす。
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今日の稽古は6人で。
僕にできることは、道場に来た後輩たちに
稽古をして楽しくも疲れてへとへとになる時間を過ごしてもらうことだと思っている。
積み重ねていって、大輪を咲かせられるように、
そしてなにより幸せな人生を送ってほしいと思っている。
ひとときだけでも、重力から自由になって。
これからでもなにものかになれるのではないかと思って。
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