NHK100分で名著は、難解な著作をわかりやすく教えてくれる。
ハイデガー「存在と時間」の講義を観た。
〈自分の死と向き合えば、残業など周りの雰囲気を気にしたりなど
同調して生きることをやめることができる。
自分が次の瞬間には死ぬかもしれないと考える【先駆】である〉
〈【良心の呼び声】言い訳をしても、良心は『おい』とぼくたちを覚醒させるように呼んでくる。眠っている人を起こすように。世人に支配されて生きている自分を、起きろと言ってくれる声である〉
そうしてぼくは、鎖から解き放たれて生きようと決意する。
誰も正解を教えてくれないから、自分で選び取る。
他人のせいにしないで生きるのが【決意性】であるという。
すべてはじぶんのせいなのだ。これからは、自分の人生について責任を引き受けるんだ、
ちょっとだけ勇ましくなれる時間を過ごせた。
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時間が駆け足で過ぎ去っていくなら、
ぼくはその競走に六敗したとしても一勝くらいはしたい。
周りに同調しないのは、但し書きがついている。
あくまでも傷つけないように。
けれど、自分が、大切なひとたちが不当に傷つけられるなら
たちあがる。
今日の稽古は四人で。
分刻みで技術や考えかたや感動することを
積みつづけていく。
週末の10kmランも欠かさない。
けれど、どんどんいろいろなものを
失っていく。
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