「小公女」を読む。
何で今ごろそんな昔の話を、と笑われるかもしれないけれど、
本当におもしろいので、笑われてもいい。
資産家の一人娘であるセアラが、
母を亡くして父と一緒に二人で
インドからイギリスへ帰国して私立小学校へ転入し寄宿する。
小学校の理事長は、最初のうちこそ
たくさんの寄付が見込まれると思うのだが、
セアラの、持って生まれた高貴な性格や、
毅然とした、勇気のある態度が鼻についている。
やがてセアラの父が事業で失敗して
セアラも一文無しになると、
理事長は彼女に勉強もさせず
奴隷のような扱いをしたり、
級友の一部も残酷なしうちをするのだ。
この主人公セアラの造形がすばらしい。
いじめに敢然と立ち向かい、
お金のない小さな女の子に、自分だって空腹なのに
パンをほとんどあげてしまったりする、彼女の方がかわいそうだからと。
昔のことを知ろうと思って町の中へランニングにでかけると
日本の昔の景色である。
なじんでいる。まるでなにかしにきたみたいだ。
+++++
今日は5人で空道の稽古。
応援団に入ってよかったと思っています。
入会していることは誰にも知らせていないので、
いつか、糸電話で教えたいと思う。
0コメント