これは僕が思うことなのだが、
生き馬の目を抜かないで生きたい人もいると思う。
誰もが外向的な人物ばかりではなくて、
内向的なひともいる。
ふだんはほとんど口を開かないのに
自分の関心のあることならば、案内人になれるというひとがいる。
一流レストランに並んで食べたい人もいれば、
空いてるから、と第二位や第三位のお店に好んで通う人もいる。
最上位も、二番手も三番手も、
半分以下も、下から数えたほうが早くてもビリでも。
これから十年、二十年を駆けぬけるにあたって、
大事にしたいのは、周りが評価しているからではなくて
自分がどうしたいのかということである。
こちらは泥濘に足を取られているかもしれない。
それでも、落ちていく時に手を握ってくれるひとは。
こちらが沈んでいくのにそばにいて見守るひとは。
今は見えなくても、そのうちみつかるだろう。
探していれば。こだわらずに求めていれば。
小さな宮殿に、たどりつけると信じて。
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今日は二人で特訓。
やがて実を結ぶに違いない反復。
とげのある風景。
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