判で押したような日々に思えても

 月曜に空道をして、

火曜は録画した映画を観る。今回はデンマーク映画「バベットの晩餐会」である。

 老齢期にさしかかった独身の姉妹が、

かつて袖にした男性が亡命の手引きをした調理師の女性を

住処に受け入れる。

 女性は宝くじが当たったと言って、帰国する前に

”本格”フランス料理を振る舞うと、姉妹に言うのだが、

生きたウミガメやウズラをまるごと使った料理は

さながら(悪魔的な)(冒涜的な)ものに思えて、

近所の人たちもおののく。

 ところが食べてみると至上の味覚に驚く……。


 昨日水曜はグレイシー柔術の稽古へ行く。

 一時間だけ稽古をして帰ると決めている。 

 仲間が来る前に、自分のトレーニングをして汗だくになる。

 今日木曜は空道。

 ひとり、KUDOシャドートレーニングをする。

 頭を振ったディフェンスや、投げ技の動作を繰り返すものである。

 一時間くらい動いていると、後輩が来た。

 マンツーマンの特別訓練である。

 先週も、そのまえもこんな感じだったような気がする。

 判で押したような日々に思える。

 けれど無意識に動けたり考えたりするまで鍛錬したい。

 実りある秋になりますように。

 共時性、という言葉がうかんで心があたたかくなる。

(社)全日本空道連盟 大道塾静岡西道場

(社)全日本空道連盟 大道塾静岡西道場は静岡駅近くで稽古をしています。 空道は総合格闘技であり、礼節を重んじる武道です。 責任者・門井研は、大学入学から現在まで35年のキャリアがあります。 静岡県空道協会と静岡市空道協会に所属。 空道は、2026年青森県国民スポーツ大会のデモ競技となりました。

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