昨日はグレイシー柔術の道場へいった。
コロナ禍でたくさんの仲間たちがいなくなっていた。
残った仲間とともにひとしきり汗を流す。
スパーで背負い投げをして、でも腕十字をしかけられて、
取っ組み合っているうちに
ふと、十年前に柔術の門を叩いたころのような、
あれ〜どうしたらいいんだろう〜という
頭の中が真っ白になる恐慌を味わう。
初心に戻って楽しんだ。
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今夜、雑居旧幼稚園舎はにぎわっていた。
午後七時過ぎに着くと、駐輪場には
たくさんの婦人車がならんでいる。
ふだんは一台か二台しかとまっていない。
一階には大勢の、子ども連れの女性陣。
二階に上がっていくと、おとなりにいる、
近所で建て替えのため一時的に滞在されている武道具店の
お兄さんが「こんばんは〜」と
さわやかな笑顔を向けて帰っていく。
わあああうれしいと、知らない人と交わすあいさつに
心が朝日のような橙から黄色のような色で温まる。
今日はひとりで空道のシャドートレーニング。
どこまでもいける気がする夜である。
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