大したことのない情景を撮影したものでも、
修練を積んだ編集者にかかったら
輝くものになる事例を誰もが見聞したところでしょう。
それと同じようなことは、
日々の生活で経験したことがあるかもしれません。
通っている学校や部活動で、
さほど目立つような成績を上げられない、どころか
自分の、ひょっとしたら開花するかもしれない芽を摘むように
頭を押さえつけられたり、
根拠のない噂を流布されたりすることがあるかもしれない。
編集する技術によって、
日常はがらりと変わってしまいます。
ぼくたちは空道を通して、
みなさんの毎日を編集していきたいと思っています。
自分は凡百の一人でしかないと思っていると、
大間違いだとわかります。
研磨して輝いていくのは、
本当に、みなさんが逸材だからです。
周りの心ない言葉に戸惑わされないで、
戸惑わされたら、ちょっとその場所を離れてみよう。
戻りたくなければ、戻らないでいられる方法を
いっしょに考えよう。
袋小路なんてない。壁伝いに一歩一歩進んでいけば、
迷うかもしれないが、必ず出口にいきつける。
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今日は6人で、基本を重視した稽古をする。
昨日、愛知県武道館で行われた空道中部大会で、
神山信彦師範が大会講評としておっしゃっていた言葉を
昨夜から今日もずっと反芻していた。
「空道になって、器用な技術を駆使する選手は増えたかもしれない。
けれど我々がたどった、大道塾の軌跡を振り返ってみてほしい。
何が今、足りないのだろう。みなさんで考えてみてください」
僕に何が足りないのだろう。
先輩。自分もまだあがいていきます。
先週土曜日は雨。10kmラン。決めたことは。
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